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家づくりブログ

大工のひとりごと

SW工法の家が"地震に強い"理由 〜浜松市の高気密・高断熱住宅なら[大工米サ]〜

2020-02-15
カテゴリ:住まいのこと
大工米サのSW工法が地震に強い理由
大工米サです。前回に引き続き地震のお話です。
私たちは安心・安全な家づくりを掲げて日々努力しています^^
そんな弊社では、LIXILの提供している"スーパーウォール(SW)工法"を採用しています。
 
前回こんな特徴があります!と話したのが…
  • モノコック構造を大きな力に変形しにくい住まい
  • 高性能スーパーウォールパネルは建築基準法で木造最高レベル「壁倍率5倍」
  • 制震パネルで建物の揺れを最大1/2程度にまで軽減
これです。覚えていらっしゃいますか?^^
 
■モノコック構造
スーパーウォール工法はいわゆる「モノコック構造」で、壁・床・天井が一体化して強度を出すというものです。飛行機もこのモノコック構造でできており、外からの力に変形しにくいという特徴があります。
対照的なのは一般的な在来工法の家で、通常は柱と床・柱と天井など部材の接合部分がありますよね? 台風や地震の時には、この接合部に大きな力が掛かってしまうのです。モノコック構造では建物全体に外力を分散するため、一定の箇所に重点的に力がかかることがないのです。
 
■高性能スーパーウォールパネル
高性能スーパーウォールは構造用合板と断熱材を一体化したもので、"壁倍率5倍"という建築基準法で定められた最高レベルの強度を誇ります。
"壁倍率って何?"という方も多いと思います。
壁倍率とは「耐力壁の強さを数値化したもの」で、建築基準法施工令に詳細が綴られています。
 
その施工令に関連して、平成16年の国土交通省の告示には
・厚さ7.5mm以上の構造用合板=壁倍率2.5倍
というような表記があります(細かなところは省きますが)。
 
スーパーウォールパネルは、最大で壁倍率5倍…2枚分と同じ強度を備えているというわけです。単純にしてしまうと、同じ壁の枚数であれば、壁倍率が高い方がより強い家になるということです。
 
■制震パネル
地震の揺れをなるべく抑える制震パネルの肝は"制震テープ"です。テープ!?とまたもや驚いた方、テープを馬鹿にしてはいけません^^;ただのテープではないのです。
防災科学技術研究所・東京大学・清水建設の共同研究の賜物で、高層ビルの制震にも使われる粘弾性の素材を住宅用に加工したものです。
同研究所による地震実験によれば、制震住宅は非制震住宅の1/2に揺れ幅を抑えたとのこと。片や40mmも変位して筋交いが折れ、片や20mm変位で壁紙が破れる程度…地震の規模や家の仕様によって変わりますが、すごいですよね!
 
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2004年の新潟県中越地震では、集落の中で唯一全半壊を免れたのがSW工法の家だったそうです。
2006年の北海道佐呂間町の竜巻被害では倒壊を免れ、構造躯体は無事。
2011年の東日本大震災でも1m以上の津波に対して、床上が濡れただけ…
 
住宅性能は本当に大切なのだと心から思います。これから家を建てる皆さんは、ぜひご自身で知識を学び、"芯"を持って家づくりに取り掛かってください^^
大工米サ
〒432-8033
浜松市中区海老塚1丁目16-4
TEL.053-453-7890
 
大工米サ建築設計事務所
〒432‐8057
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FAX.053-489-4760
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