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家づくりブログ

大工のひとりごと

工事現場も有害物質の排出ゼロに?【北欧ノルウェーでの取り組み】 〜浜松市の高気密・高断熱住宅なら[大工米サ]〜

2020-02-24
カテゴリ:北欧のこと,住まいのこと
工事現場のイメージ (R)PIXTA
ゼロエミッションって何だろう??
大工米サです。
今回は「日本の技術が手助けに 排出量ゼロを目指す北欧ノルウェーの街」というyahooニュースの記事に関連したお話です。
 
記事によれば、
オスロは街中の往来だけでなく、工事現場も「有害物質の排出量ゼロ(ゼロエミッション)」にしていきたいという志を持って政策を進めているそうです。その中に日本の日立建機が関わっているという、なんともうれしい内容。ノルウェーの大手重機メーカーの”電動掘削機”開発に技術提供しているんだそうです。公共工事に携わるにはメーカーも必死でしょうね。
 
そもそも、オスロは環境に関して非常に厳しい施策をしています。
2017年には、オスロの建築プロジェクトでは、現場からガソリンなどの化石燃料を排除するように徹底しているといいます。現在、重機のエネルギー源は、バイオ燃料(HVO:硬化植物油)がメインとなっています。これにより、Co2の排出量を実質ゼロにすることができるといわれています。
 
あれ?ゼロエミッションとどう違うの??と思った方も多いでしょう。
バイオ燃料の”カーボンニュートラル”の考え方と一緒に見てみましょう。
 
■カーボンニュートラルとゼロエミッション
バイオ燃料はカーボンニュートラルという考え方でCo2排出量を削減すると考えられています。
 
カーボンニュートラルとは「吸収した分と同量の二酸化炭素なら、排出しても環境には悪くないよね!」ということです。どういうことかと言えば、植物は二酸化炭素を吸収し、それを光合成によって炭素原子を自分の体の一部としていきます。つまり、空気中から炭素を取り込んだ植物由来のエネルギーであれば、炭素を空気中に返すだけなので、”実質排出ゼロ”ということになりませんか?ということなのです。つまり、バイオ燃料でも”排出”はしているのです。
(カーボンニュートラルについての問題点などはWikipediaをご覧ください:カーボンニュートラルwiki
 
一方、ゼロエミッションは「有害な物質はとにかく空気中に排出してはいけません!!」というスパルタな方針です。これを実現しようとすると、やはり動力は”電気”という選択肢になりますよね。冒頭の記事で記者の鐙麻樹さんが書いていますが「オスロの街中は本当に静か」だそうで、工事現場にありがちな騒音・粉塵・排出のすべてがなくなる日が来るのでしょうね。
 
せめて私たちも現場はきれいにしなきゃ!
 
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これらに関してはいろいろな研究結果や意見が入り乱れています。バイオ燃料にも賛否があり、その動向を把握するには常に最新の情報を得る必要があります。しかし、北欧がそのような取り組みをしていること、日本の会社が技術提供に一役買っていること…考えて行動すること自体が素晴らしいと思います。ささやかですが私たちもゼロエネルギーハウスなどの普及に力を尽くさなくてはなあと心を新たにしたのでした^^
大工米サ
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