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家づくりブログ

大工のひとりごと

フィンランド探訪【北欧の住宅・家具について】〜浜松市の高気密・高断熱住宅なら[大工米サ]〜

2020-04-15
カテゴリ:北欧のこと,住まいのこと
北欧デザインの考えが詰まった「アルテック」
ヘルシンキの2nd Cycle店内
北欧風の規格住宅"TRETTIO"を建てる浜松市の工務店・大工米サです。前回の続きで、3年ほど前のフィンランド・ヘルシンキ研修の一幕を…。
 
みなさんは「アルテック(artek)」をご存知ですか?前回の記事で紹介したアルヴァ=アアルトら4人が1935年(!!)に設立した、モダニズム文化の発信基地のようなコンセプトを持つブランドです。本サイト(外部リンク:artek)によれば、「家具を販売するだけではなく、展示会や啓蒙活動によってモダニズム文化を促進すること」とされており、ただの家具屋さんではない!という気迫がじんわり伝わってきますね。
 
今回は、そんなアルテックの「セカンドサイクル(2nd Cycle)」という事業のお話です。
 
これは"サイクル"の名の通り、過去に作られた名作家具を再販しようという試みです。アアルトのスツールって、アルテック創業以来、なんと世界で150万脚以上も流通しているらしく…(すごい;;)。その使い古された家具を買い取ってしまうところから、この事業はスタートしています。
 
学校や工場など、さまざまなところで年月を過ごして味わい深くなった家具たち。実際にヘルシンキのショップでものを拝見すると…デザイン的にはまったく古びておりません。いや、むしろ骨董的な価値すら感じてしまいます。世界中のバイヤーさんがヘルシンキのセカンドサイクルに訪れて買い付けをしていくようですが、なるほど納得です。
 
「家具を造って売った会社が、中古品を買い戻してまた売る」というビジネスは面白いですよね。しかし、これを実現するには"家の価値"の話にも通じる大切なことがあります。それは、"モノの耐久性・デザインの耐久性"です。そぎ落とされたシンプルさはデザインとして長持ちするもの。それはデザインの本質的な部分のみを残しているからなのでしょう。もちろん、モノ自体がしっかりと作られており、長持ちすることももちろん重要ですが。
 
北欧の考え方がしっかりと根付いた"用の美"は、本当に日本に通じるものがあると思います。こんなにも気候や文化が違うはずなのに、不思議ですね;
 
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