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家づくりブログ

大工のひとりごと

地名で分かるの?災害の歴史~浜松市で高気密高断熱の家を建てる・大工米サ~

2021-08-19
カテゴリ:住まいのこと,暮らしについて
災害地名って気にする必要があるの?
北欧風の規格住宅"TRETTIO"を建てる浜松市の工務店・大工米サです。またまた…長雨による土砂被害が取りざたされています。オホーツク海高気圧と太平洋高気圧が押し合い、前線が動かないために長雨になってしまっていますが、中日新聞の記事によれば2018年の西日本豪雨と同じような配置になっていたようです。

ここ1週間の雨によって、同じ地域で同じような災害が起きている、というような記事も散見されました。川の氾濫などの水害、土砂災害を繰り返すのは比較的最近の事象なのでしょうか?そんなときに東京新聞の記事(自然災害頻発、地名を再確認)を目にしました。災害が起こるかどうかは別にして、確かに「地盤の質を知るためには過去の地図をみる」というようなことも一般的に言われていますが「地名が過去の地形を表す」ということもあります。

たとえば「~須賀」という土地は砂の堆積か水の浸食によって生まれた土地という意味合いがあります。「久保・窪」は水のたまりやすい地域、「落合など”アイ”を含む地名」は川の合流点とも言われています。埋め立てや地盤の改良などで地形が変わっていても、地名は昔の様子を映し出してくれるものです。

例えば「蛇」がつく地名は危険!というような記事もありました。しかし現在では地名を変更したり、地名がかつて表していた範囲より大きな地域を指すようになったり、一概に災害を表す文字がついているからと言って災害が起こりやすいというわけではないことは心にとめておいてくださいね。例えば「和田」という地名は”氾濫原”に付けられる地名と言われています(国土地理院)。天竜川下流付近の地名なので、かつての氾濫の記憶をとどめる地名ではあるでしょう。しかし天竜川下流は、昭和20年10月を最後に氾濫を起こしていません。このように、地名に水に関連する文字が含まれているからといって必要以上に警戒しなくても大丈夫です!

浜松市南部は災害と無縁のように思えますが、川のそばにお住いの方はいつでも警戒しておく必要があります。また、水の出やすい土地はもちろんありますので、しっかりと地盤調査をしてから家を建てるべきでしょう。家づくりで土地選びをされる際には、一度ご相談ください。

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