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家づくりブログ

大工のひとりごと

環境にやさしい素材~浜松市で高気密高断熱の家を建てる・大工米サ~

2021-10-23
カテゴリ:住まいのこと,暮らしについて
「環境にやさしい」が最低基準になる時代
北欧風の規格住宅"TRETTIO"を建てる浜松市の工務店・大工米サです。真鍋淑郎さんのノーベル物理学賞受賞のニュース(地球温暖化予測モデルの開発)に付随して、温暖化に対するいろいろな記事が散見されますが、我々の体感でも気候が変わりつつあるように感じますよね。そのおかげで環境保護のマインドに火が付いたのか、地球にやさしい素材のニュースもよく目に飛びこんできます…!(…と、まあそういうわけではなく、9月末に「SDGs週間」というものがあったようですね)

例えば、おもしろいと思ったのは「植物など生物由来の成分で作られるプラスチック」。海洋ゴミでおなじみのプラスチックはご存じの通り石油からできていますが…どういうことでしょう。これは岩手大学の研究とのことで、なんと、海藻を分解してプラスチックを生み出す微生物がいて、その生命活動から生まれるプラスチックだそうで…驚きですね。そして、やはりというか、海で分解されるそうで、完成すれば安全この上ない素材になりそうだとのこと(元記事はこちら)。石油原料のものよりも脆いという問題点もあるそうですが、ぜひ製品化してほしいですよね!

次に気になったのは「LIMEX」。石灰石からできた新素材のようで、レジ袋や紙の代わりとして使うことができるといいます。耐水性が高く、すでに名刺やカレンダー、化粧品ボトルのタグなどにも使われているそうです。耐水性で薄い素材…障子とかに使えそうじゃないですか?笑 やはり建材とかに使えるようになるかな?と想像してしまいますよね、職業柄。

そんないろいろな素材があるのですが、私が「地球にやさしい建材」というと真っ先に思い浮かぶのは”珪藻土(けいそうど)”…。ホルムアルデヒドを吸収し、断熱性も高い、さらに湿気を吸う。フロアマットにも使われたりしているので知っている方も多いでしょう。昔からある自然素材は、もちろん地球にも優しい。木の繊維を使った断熱材もあります。会津の工務店さんでは「海泥」を塗り壁素材としているとか、本当にさまざまですね。

最後にもうひとつ面白い記事を。「45日で建てられるアルミニウム製ハウスが持続可能な家として注目を集める」…そうか、アルミニウムはリサイクルできるから…ってことなんですね。地球環境にやさしい=有機素材のイメージでしたのでこれは意外でした!

こういった環境に配慮した商品やサービスの市場はどんどん巨大化しています。2019年の環境産業の市場規模は約110兆円で、前年比2.3%増、2000年と比べると1.9倍となったそうです。これからも地球にやさしい素材が増え続けていくでしょうし、私たちも新しい環境素材に敏感になっていかなくてはなりませんね。


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